東海道本線根府川駅(小田原根府川)から見る日の出が「美しい」「幻想的」と話題になっている。
1922(大正11)年、国府津駅から真鶴駅間の開通と同時に開業した根府川駅。それ以前は、小田原と熱海をつなぐ豆相人車鉄道(ずそうじんしゃてつどう)を前身に持つ熱海鉄道が交通の役割を担っていた。小田原から熱海、伊豆にかけて木造駅舎が多くあり、最初が根府川駅。ノスタルジックな木造の駅舎は鉄道やカメラファンから注目され撮影に訪れる人も見られる。
相模湾に面し房総半島や伊豆大島まで見渡すことができる立地から日の出の光景を見ることができ元旦には、初日の出号が停車して日の出を迎えることもあり、日の出スポットとして知られ始めている。「ここで日の出を見ると幸運が訪れるような気がするのでたびたび。晩秋から特に美しい」「感動的でエネルギーをもらえる」などと話すリピーターもいる。
ほかにも、小田原箱根地域では、小田原城、マツダターンパイク大観山、十国峠、箱根駒ヶ岳などで日の出が楽しめる。