東海道五十三次(500キロ)走破に挑戦している乾電池ロボット「エボルタ」が箱根越えに再チャレンジし、沿道で多くの市民が応援している。
10月6日に挑戦したが、残り3キロの地点でマシントラブル。メンテナンスを実施したが日没のため、ルールに従い翌日7日に残りを走破し箱根関所跡にゴールした。その後も京都・三条大橋を目指しており、11日には原宿に到着しいている。
しかし、これを進めるプロジェクトチームにとって、小田原~箱根宿チャレンジには特別な思い入れがある。「東海道五十三次で2番目に長い17.9キロ。そして延々と続く急な坂道。そんな東海道五十三次最大の難関である小田原~箱根宿を1日でクリアすることも、わたしたちにとって一つの大きな目標」と発表した。
6日のチャレンジ終了後、プロジェクトメンバー全員で長時間にわたり協議。そこでメンバーの誰もが口にしたことは「このままでは終われない。もう一度、小田原~箱根宿にチャレンジしたい」との結論だった。京都三条大橋を目指す旅を続けながらも、小田原~箱根宿をスペシャルステージと位置付け、成功するまでチャレンジすることを正式に公表し再チャレンジが決定した。
12日午前5時30分。再チャレンジが小田原宿よりスタート。ゴールの箱根関所跡を目指して進んでいる。