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入館チケットが涼しげな扇子に-箱根ガラスの森美術館が節電協力で

オリジナル「涼感扇子」のデザインはダイヤモンドポイント(上)とレース(下)

オリジナル「涼感扇子」のデザインはダイヤモンドポイント(上)とレース(下)

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 「箱根ガラスの森美術館」(箱根町仙石原940、TEL 0460-86-3111)は、節電に協力するため室温設定調整するとともに、入館チケットを7月15日から「涼感扇子」に替える。

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 箱根は高原のため夏でも涼しい風が吹く。同館は室温設定の調整を行っても、扇子があれば涼しくガラスの展示を楽しむことができると判断。オリジナル扇子を作り入館チケットにすることにした。

 デザインは、同館が所蔵しているベネチアン・グラスに施されたデザインを採用。16~17世紀ごろに作られた「ダイヤモンド・ポイント彫りヴァンジェリスティ家紋章文コンポート」や17世紀の「レース・グラス・コンポート」のデザインを施す。

 同館学芸部の日吉彩乃さんは「とてもすてきな扇子なので、高原の涼しい風を感じてベネチアン・グラスを楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~17時30分(入館は17時まで)。入館料は、大人=1,300円、大高生=1,100、小中生=800円。8月21日まで。

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