地域でのラグビーの振興・普及・支援を目的にして2015年9月1日に設立された「小田原市ラグビーフットボール協会」の活動が加速している。
2019年に日本開催予定の「ラグビーワールドカップ」の会場地に神奈川県横浜市が選ばれ、小田原市も日本代表チームの強化合宿地として2017年から活用されるなど、現在、小田原・箱根エリアではラグビー熱が高まっている。
同協会会長の高橋敦朗さんは「ラグビーが注目されているが、横浜と小田原の2市が中心となってラグビーの振興に力を入れるべき時が来たと思う。ラグビーがスポーツと地域と子どもたちを育てていく」と話す。
同協会の協力で幼児(満3歳から)・小学生・中学生を対象とした「小田原ラグビースクール」も開講され、多くの子どもたちが所属してラグビーを楽しんでいる。今後、成人を対象にしたコースの開講も検討している。高橋さんは「これによって地域のラグビー人口が確実に増加する」と自信を見せる。4月には新たな活動計画の発表も予定しているという。