「魚を育てる森」として森と海と人のつながりを大切にしている真鶴町で8月20日より、遊びながら学ぶ多彩なイベント「つながる森」が始まる。
東京から電車で約1時間半。神奈川県南西部、真鶴半島にある小さな港町を舞台に開催される同イベント。ソーシャル&エコ・マガジンをコンセプトにさまざまな魅力を発掘している雑誌「ソトコト」、子どもたちに自然体験のきっかけづくりを提供している「もあなキッズ自然楽校」の両者と真鶴町が共同で企画し運営する。
森と海と人がつながる環境の中で、体験型のプログラムを用意。8月20日に、真鶴の森を歩きながら写真撮影を楽しむ「森の中での写真講座&ムーンロード観察会」からプログラムがスタートする。同講座・観察会は、講師に写真家の阿部雄介さんと、案内人にソトコト副編集長の小西威史さんを迎えて開催される。
9月25日には、フランス・パリで始まった食事会「隣人祭り」を真鶴で再現。お隣さん同士がおいしい食事を楽しみ、笑顔で語らい親しくなれるイベントを目指す。海と森と健康についてのトークショーも同時開催される。
そのほか、親子で楽しむ1日限定の「おもちゃ美術館」(10月23日)、月の道をスマホの中に取り込む「ムーンロード観察会」(11月13日)、真鶴の森でみんながつながるフェスティバル「森のピクニック」(11月23日)、トークショー「真鶴の森から考える、これからの森林」(12月11日・東京開催)などが開催される。
同イベントの広報を担当する真鶴出版では「東京からほど近い真鶴という場所に、こんなに自然がたくさんあるんだということをこのイベントを通して知ってもらえれば」と話す。
参加申し込みはホームページで受け付ける。