星野リゾートが経営する「界 箱根」(箱根町湯本茶屋)で9月1日より、秋の味覚・松茸をぜいたくに使った「松茸尽くし会席」の提供が始まる。
箱根ならではの甘酒を隠し味にした「割り下」で味わう「松茸と牛肉のすき焼き」
箱根の自然に囲まれた旧東海道湯本茶屋に位置する同ホテル。秋は恒例の「界 箱根の特選会席」として「松茸尽くし」を提供する。今年の献立のメインは、焼き物として七輪(しちりん)の炭火で焼く「松茸網焼き」と台の物として「松茸と牛肉のすき焼き」の2品。特にすき焼きは、箱根の甘酒を隠し味にした割り下で味わう趣向で、料理長の自信作だという。
そのほか、先付けに続く「寄木八寸」では海の市松と山の市松が秋を彩るほか、松茸の土瓶蒸しも味わえる。締めは「松茸ごはん」で、箱根の露木木工所で特別に製作した箱根寄せ木細工のはかまを使い一組ずつ窯だきで提供する。
同ホテル総支配人の池上真敬さんは「秋の味覚、松茸をぜいたくに使った『松茸尽くし会席』。ホテル合い向かいにある湯坂山の美しい紅葉とともに、秋を味わっていただければ」と利用を呼び掛ける。
11月30日まで。