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小田原の喫茶店「ワンダフル」復活して1カ月 なじみ客が来店しにぎわい

復活したワンダフルの店頭(撮影=松下善彦)

復活したワンダフルの店頭(撮影=松下善彦)

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 小田原の銀座通りにあった老舗喫茶店「ワンダフル」(小田原市栄町3、TEL 0465-55-8192)が10月1日、移転・復活して1カ月を迎える。

喫茶店軽食の定番「ワンダフル」のピラフ

 コーヒー・紅茶のほか、ピラフ、ミートソースやナポリタンなどのパスタ、カレーなど、誰もが懐かしい喫茶店での食事「軽食」をそろえる「ワンダフル」。開店の歴史は古く1968(昭和43)年までさかのぼる。現在の店主・善場浩一さんの親戚筋がオープンさせ、小田原での喫茶店の中心的存在だった。1983(昭和58)年に、経営を善場さんの父親が継ぎ、10年前から浩一さんが運営をするようになっていた。

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 移転のきっかけは店舗が入居していた建物の建て替え。惜しまれながらも閉店となったが、「昔ながらの喫茶店がまた一つ消えてしまった」「ワンダフルさんには、場所を移動してでも、喫茶店を続けてもらいたい。カフェでなく喫茶店を」「残念なお知らせ。ワンダフルが閉店」などの声が挙がっていた。

 こうした声を受けて9月1日、新たな店舗で「ワンダフル」が復活した。善場さんは「特に宣伝をするでもなく、静かに再開することを予定していたが、SNSなどで知られるようになりにぎわっている。来店してくれる方々の中に懐かしい顔が見られてとてもうれしい」と話す。

 「ワンダフル」に高校・大学時代から通っていた石塚隆之さん(小田原市在住)は「時をかけるピラフの香りや味が、学生時代のころの自分をよみがえらせてくれる。ソファーに学ラン姿で座り、さいとうたかの『サバイバル』を読んでいる自分がいる。再オープンおめでとう。ほんとうにうれしい」と喜びを言葉にする。

 喫茶店の定番となる軽食メニューは以前のレシピを継続。ボリュームのある量を調整し価格を500円に抑えて提供。夜の利用も視野に入れてワインや生ビールも用意する。

 営業時間は、11時~16時、17時~22時。日曜定休。

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