小田急電鉄(東京新宿区)は、箱根の天然水を使った飲料水「箱根の森から」「箱根の森から緑茶」の売上金の一部151万3,176円を神奈川県箱根町に寄付する。4月16日に同社の荒川勇常務取締役から、山口昇士箱根町長に寄付目録が贈呈される。
小田急沿線の観光資源である「箱根」の自然保護活動の一環として2009年から年に2回、箱根の天然水を使った飲料水「箱根の森から」「箱根の森から緑茶」の売上金の一部を箱根町へ寄付しており、今回が18回目。売り上げ1本につき1円を積み立て、今回の寄付金額は、2017年10月~2018年3月末までの累計販売本数に相当するもの。2009年からの寄付金の累計金額は2,843万3,880円になる。
寄付金は、国指定史跡「箱根旧街道杉並木」の保護・保全、箱根町の自然景観や貴重な歴史的文化遺産等の資源の保全、仙石原すすき草原などの自然環境保全活動に継続活用される。
同社・まちづくり推進部課長の小棚木健司さんは「この取り組みも来年で10周年を迎える。より一層の箱根町の環境資源保護活動に貢献できるよう、小田急沿線を中心に活動の輪を広げる事ができれば幸い」と話す。