小田原フラワーガーデン(小田原市久野、TEL 0465-34-2814)で花に囲まれてウエディング写真を撮影するプランが動き始めた。
バラ園、梅園のほかトロピカルドーム温室など、季節ごとに多くの花が咲きあふれる小田原フラワーガーデン。まるで2人のために咲き誇る花たちに祝福されて行われる撮影は「カップルにとっては至福の時。幸せを実感できるひととき」と話すのは小田原フラワーガーデンの八木量子さん。花に囲まれたウエディング写真の企画を立案し推進している。
結婚式が変化し多様化した現在。八木さんは「変わらないものがひとつある」という。「それが結婚の写真。多くの人を招いて行われた披露宴の写真でも、たった2人だけの挙式の写真でも、事情により挙式は行わないが2人が引っ越した部屋で撮影されたスナップ写真にも、そこには幸せを実感している2人の姿が記録されている。とても尊い写真」と話す。
5月21日。平柳悠人・光さん夫婦が第1号としてウエディング写真の撮影を行った。この日の撮影テーマは「花衣wedding」。「花衣」とは、季節の花を体にまとうサービスで、人と花のコラボレーションを表現している「ルナフルージュ」が担当。満開のバラの前で撮影は順調に進んだという。
八木さんは「バラ園でのウエディング撮影プランは当園でも初の試み。写真の出来栄えもとても良く、今後は、四季を通してウエディング撮影の企画ができるよう検討を始めている。写真は、2人が歩み始めるひとつの証。それぞれのカップルに幸あれと願ってお手伝いをして行きたい」と話す。