「横浜よさこい祭り~良い世さ来い」のクライマックスとなる総踊りに小田原から多くの踊り子が参加し、中村あゆみさんが熱唱する「アジアの海賊」に合わせて練習の成果を披露した。
10月14日17時15分、「横浜よさこい祭り」最後のプログラム・総踊りを前に会場の「象の鼻パークA開港の丘ステージ」は熱気に包まれていた。中村さんが登場すると会場は歓喜の声に包まれ、歌い始めると約1000人の踊り子たちが一斉に踊り始めた。
小田原から参加したよさこい踊りのチーム「聯(れん)」に所属する村山寛明さんは「私たちのチームは、中村あゆみさんとかなり近い位置で踊らせていただいた。お客さんの熱気、合いの手、中村あゆみさんの生歌に大変興奮。最高の瞬間だった」と振り返る。
歌い終わると会場には拍手が響き渡る。中村さんが「来年も来ていいですか?」と聞くと会場からは「大歓迎」の気持ちを声や拍手で表し、盛り上がりの中、総踊りが終了した。村山さんは「来年も中村あゆみさんが参加していただけると思う。『横浜よさこい祭り』に集まったたくさんの踊り子仲間と、この『アジアの海賊』を大切にしていきたい」と話す。