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小田原箱根地域で多彩なランニングイベント 地域の特性生かし参加者増加

「ZUCC FUTSAL BASE×SHONAN GOLD ENERGY2時間リレーマラソン」の様子

「ZUCC FUTSAL BASE×SHONAN GOLD ENERGY2時間リレーマラソン」の様子

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 小田原・箱根地域で開催されるランニングイベントに多くのランナーが参加し、にぎわいを見せている。

ランニングイベント参加者

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 神奈川県の西部地域には、海、川、里山、山、湖畔など変化に富んだロケーションが多いためランナーから「絶景があり走っていて楽しい」「コースに変化があり面白い」などの声が上がる。

 神奈川県西部を代表するランニングイベントの「小田原尊徳マラソン大会」は3月10日に小田原アリーナをスタート・フィニッシュにして開催される。走りやすいマラソンとして、今回も全国各地から約2200人のエントリーがあり、申込期限を待たずに定員に達している。

 普段は走ることのできない自動車専用道路「芦ノ湖スカイライン」を往復するアップダウンの激しいコースを始め多彩なコース設定で知られる「箱根ランフェス2019」は4月13日・14日の2日間、芦ノ湖畔のキャンプ村をメイン会場に開催され5000人が参加する予定という。

 このほか、ランナーがチームを組み走り通すリレーマラソンも市民になじみ定着し始めている。開成水辺スポーツ公園を会場にして開催されている「ZUCC FUTSAL BASE×SHONAN GOLD ENERGYリレーマラソン」もその一つ。参加者がチームを作りタスキをつなぎランを楽しむ内容で、今年は2月3日に開催された。前年の26チームから53チームへと2倍以上の参加チームで競われ、多くのランナーが快晴の中、たすきをつなぎランを楽しんだ。

 優勝チームは平塚の中学生を中心に結成された「チーム蜂刺されん坊V2」。序盤こそ2位のチームと競っていたが、中盤以降は2位を引き離し、結果として一度も1位を譲らず優勝した。

 会場では、リレーマラソンのほか、フットサルコーナーでベルマーレフットサルクラブの選手たちと共に多くの人がフットサルを楽しんだほか、Espresso Boysによるライブや橋山メイデンによるヘビーメタルタロット占いなども行い盛況。小田原市出身のプロレスラーFUMAや元日本選手権5000メートル優勝の瀬戸智弘さん、U20の1000メートル日本記録保持者の田子康宏さんもゲストランナーとして登場して大会を盛り上げた。

 リレーマラソンなどランニングイベントを企画する守屋佑一さんは「小田原・箱根地域の地形や特性を生かしたランニングイベントは今後も盛況だと思う。ランナーに合わせたプログラムや、幅広い参加者が楽しめるコンテンツも大切となる。ランニングイベントが地域を盛り上げていくのでは」と話す。

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