箱根地域を運行エリアとする、箱根登山バス(小田原市)、伊豆箱根バス(三島市)、小田急箱根高速バス(東京都世田谷区)、東海バスオレンジシャトル(伊東市)の4社は4月1日より「バス停ナンバリング」を実施する。
箱根をバスで観光する人も多い。写真は仙石原を走る箱根登山バス
「どなたでも分かりやすく安心してご乗車いただくために」をコンセプトに4社が連携して実施する「バス停ナンバリング」。箱根エリアの全てのバス停留所に3桁の番号を付与して、利用するバス停を分かりやすくする。4社は、これまでも箱根地区の「路線記号」を導入。近年増加している訪日外国人旅行者や初めて箱根を訪れる観光客への対応を進め効果を上げてきた。
箱根地域が対象だが、小田原駅~箱根湯本駅、御殿場地区、元箱根港~三島駅間も含む広域エリアとし、利用者の利便性を高める。表示内容は3桁の数字またはアルファベットと数字の組み合わせで、バス停留所、バス車内運賃表示器、路線図、各種配布物に表示して案内する。
箱根登山バス・運輸部の伊藤三郎さんは「バスの路線番号とバス停のナンバリングが完了したことで、増加する海外からの観光客が快適に安心して箱根を楽しめる環境づくりがそろう。これからも安心して利用いただけるようにしていきたい」と話す。