「第96回 東京箱根間往復大学駅伝競走」(主催=関東学生陸上競技連盟、通称=箱根駅伝)に特別協賛しているサッポロビールは、今年も恒例のサッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」を12月3日から数量限定で販売する。
箱根駅伝の歴史は、1920(大正9)年までさかのぼる。2月14日・15日に開催され、往路は明治大学が首位でゴールしたが、復路で東京高等師範学校(現・筑波大学)が逆転して優勝。母校の名誉と選手全員の思いを1本の襷(たすき)に込めてひたむきに走る姿は、多くの人に感動を与えた。
サッポロビールは1987(昭和62)年から箱根駅伝に協賛。正月の国民的行事として親しまれている箱根駅伝を題材にした商品を販売してきた。現在では、駅伝当日に横浜統括支社が中心となりグッズ関係を販売し、売り上げの一部を箱根町に寄付している。
発売するサッポロ生ビール黒ラベル「箱根(はこね)駅伝缶」の缶パッケージは、出場20校と関東学生連合1チーム(合計21チーム)の襷をモチーフとしてデザイン。現在、出場が決まっているのは10校。残りは10月26日に行われる予選会で決まる。缶パッケージの最終的なデザインはその後に決定する。
サッポロビールでコーポレートコミュニケーションを担当する南雲康宏さんは「1本の襷をつなぐためにひたむきに走る箱根駅伝は新年の風物詩。感動のドラマを、ビールを味わいながら楽しんでいただければ」と話す。