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小田原で話題を集める軒先ショップ パン工房ジョイとジョイファーム小田原が連携

軒先を利用した「やまださんち」開催の様子

軒先を利用した「やまださんち」開催の様子

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 小田原の「パン工房ジョイ」(小田原市曽我岸)は、ジョイファーム小田原と連携して民家の軒先を利用する手法で商品の販売を開始した。イベント名は、山田勉さんの軒先(小田原市永塚)を利用することから「やまださんち」とネーミング。

「やまださんち」の訴求ビジュアル

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 「パン工房ジョイ」では、味と風味にこだわる新商品の開発を進めオリジナルブランドの創成をめざしていた。そのプロジェクトの中で、湘南小麦、ユメカオリ、きんたろう小麦を配合した「大豆とひじきの食パン」と「オリーブオイルとバジルのパン」が完成された。パン工房ジョイの三浦昌弘さんは「この自信作を『やまださんち』に投入することにした。ここでしか買えない話題の商品に育てる」と話す。

 ジョイファーム小田原は、地元小田原で育てた良質の素材を使って製造するジャムやシロップで知られ、多くのファンがいる。開催する地域にも長年愛用してくれる購入者がいるため出店を決めた。

 軒先を借りる山田さん宅は、地域のコミュニティスペースも目指している背景があるため軒先の使用を快諾。三浦さんは「週1回、金曜日での開催になるが、地域の方の軒先をお借りしていくことで、つながりもできている。小さな挑戦。今後は出店者も増やして小さなにぎわいを作りたい」と先を見据える。

 開催日は毎週金曜日。9時~12時。

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