箱根の北西部に位置し箱根外輪山では一番高く金太郎伝説も残る「金時山」に多くの人々が訪れている。
標高1212メートルの金時山には、リピーターや早朝の仕事前などに登る人が多い。山頂にある山小屋の中には100回以上の登頂達成者の名前が記入された札が掲示されている。中には、5000回を超える登頂回数を誇るベテラン登山者もいる。
12月15日に、100回目の登頂回数となったのは守屋佑一さん。小田原ブランドの創成を目指して当地エナジードリンク「湘南ゴールドエナジー」を販売するUMEMARU Inc.の社長。山頂の山小屋でも販売しており、守屋さんは納品も兼ねて登山している。
100回目を迎えた当日は、山小屋のメンバーによるにセレモニーが行われ、山頂にいた多くの人が100回登頂を祝福した。守屋さんは「金時山には、大先輩たちがたくさんいるので、100回ではお恥ずかしい。こうして目標としていた100回登山を達成し、たくさんお祝いの言葉も頂き大変うれしい。これからも金時山にいろんな人たちを案内し、地元の素晴らしさを広めていきたい」と意欲を見せている。
守屋さんと仲間は2020年元旦にも登頂予定で、「山頂より初日の出の写真を送る」という。今年中に納品が1回あるため、元旦の登頂は102回目の予定。