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小さく始めた「早川駅前プチマルシェ」 パン店店主が立ち上げ、にぎわい続く

「早川駅前プチマルシェ」を主催する「Atelier Weizen Sae(アトリエ・ヴァイツェン・サエ)」の店内

「早川駅前プチマルシェ」を主催する「Atelier Weizen Sae(アトリエ・ヴァイツェン・サエ)」の店内

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 JR早川駅・ロータリ前の「Atelier Weizen Sae(アトリエ・ヴァイツェン・サエ)」(小田原市早川)が2019年5月に始めた「早川駅前プチマルシェ」が地域イベントとして知られ、回を重ねるごとに来場者が増えている。

2月22日開催の「早川駅前プチマルシェ」

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 「きっかけは、店の前でささやかに小さなマルシェをやってみようと思ったこと」と話すのは店主の神戸さえさん。最初は試験的な開催の予定だったが、近隣の飲食店、生産者、古くから付き合いのある若いアーティストや作家などが協力。予想を超える人々でにぎわいを見せた。

 2月22日には、「スイーツまつり」をテーマに開催。初回から出店している店舗のほか、新登場の店も増えて開催する。フード関係では「アトリエ・ヴァイツェン・サエ」のほか、素材にこだわったナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」、果物とチョコレート・ナッツのタルトなどを提供している「REAUREAU CAFE」、片浦レモンのクッキーが人気の「ヒュッテ ハイジ」、米粉のボルボロンやレーズンサンドが人気の手作り菓子「How Lovely」、有機野菜や手前みそ・切り餅を用意する「なんくる農園」、自家製焙煎(ばいせん)コーヒー豆やドリップバッグを販売する「そうけい珈琲」、無添加で「アジの味が違う」と人気を集める「早瀬のひもの」が参加。

 カルチャー関係では、木の器や小物を並べる「mujina木工房」、クスノキチップや温かみのある小物をそろえる「高島木材」、古本を販売する「イトヨBooks」が出店する。

 併せて、近くに店舗を構える「エノテカEG」では、パンに合う料理とワインを提供する。マルシェで購入したパンなどを持ち込むことも可能。

 出店する「citron(シトロン)」オーナーパティシエの大和田芳実さんは「このマルシェには、市内のみならず県内外から来る人も多い。新たな出会いもあり感謝している。今回は、一般的にはシロップでオレンジを煮るが、香り高く、皮が柔らかい『早生みかん』を自家製でドライフルーツにし、オーガニック・フェアトレードチョコレートで仕上げた『オランジェット』を提供。ぜひ味わってもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時(売り切れ次第終了)。

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