今年、箱根登山鉄道の「あじさい電車」が運行されなかったものの、芦ノ湖畔では7月20日ごろからアジサイが見頃を迎え、訪れる人々を喜ばせている。
箱根登山鉄道の箱根湯本から強羅までの沿線に咲き誇るアジサイ。平常時であれば「あじさい電車」が走行して多くの人々に感動を与えていたが、今年は運行再開が7月23日であったため電車からの鑑賞はできなかった。
プリンスホテル・箱根事業戦略の稲葉健二さんは「平常時であれば、『あじさい電車』で見頃を迎えた後に湖畔で咲く順番。今年はその分、湖畔で楽しんでもらえれば」と話す。
稲葉さんによれば、ザ・プリンス箱根芦ノ湖や、湯の花プリンスホテルの「紫陽花ロード」で楽しむことができるという。芦ノ湖畔を出発して箱根森林の中を走りながら、縁結びの神様「九頭龍神社」などのパワースポットを巡る「セグウェイツアー」の途中でもアジサイを楽しむことができる。
稲葉さんは「7月より営業を再開。宿泊はリピーターの方が多く。日帰りは、小田原、横浜、静岡の方々が多い。今年は、格別に箱根の自然が魅力的。静かな箱根が楽しめる。ぜひ」と来訪を呼び掛ける。