小田急箱根グループは、美術館6館を期間内に何度でも自由に入館できる「ミュージアムフリーパス」の販売を9月1日より開始した。対象は箱根ガラスの森美術館、ポーラ美術館、星の王子さまミュージアム、箱根ラリック美術館、彫刻の森美術館、箱根・芦ノ湖 成川美術館の6館。
多彩なアート施設の多い箱根。美術館や博物館、写真展示施設などを巡る「美術三昧」を楽しむ観光客は少なくない。箱根エリアに点在するアート施設をバスなどで巡り、各施設に併設されているカフェなどでグルメも楽しめる。
各館は企画展などを定期的に開催している。6館は異なるテーマで作品を所蔵・展示しているため競合することがなく、幅広い美術作品を鑑賞できる。6施設全ての美術館に入館してスタンプを集めると「コンプリート賞」として「特製マスキングテープ」を進呈する特典も用意する。
「ミュージアムフリーパス」について富士屋ホテルグループ広報を担当する植野高久さんは「箱根の楽しみ方に選択肢ができ旅行スタイルが多様化するので歓迎したい。富士屋ホテルにもホテル・ミュージアム『富士屋ホテル史料展示室』があり、貴重な資料と140年の歴史を通して知的なひとときを過ごす方も多い。美術館、博物館、アート施設などが新しい箱根の魅力を作り上げている」と話す。
「ミュージアムフリーパス」の購入は「箱根フリーパス」利用者に限られる。価格は、2日券=3,600(子ども1,500円)、3日券=4,200円(子ども1,800円)。6000枚限定。10月31日まで。
箱根登山鉄道各駅(小田原駅と無人駅を除く)、箱根登山バス各案内所(小田原駅前・湯本・桃源台・宮城野・仙石・元箱根・箱根町)、富士山御殿場・はこね観光案内所、東海バス三島駅前案内所、三島観光案内所(三島市観光協会)、小田急旅行センター(小田原・箱根湯本)で販売するほか、全国のセブン-イレブン店舗マルチコピー機でも扱う。