箱根登山鉄道は、「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走」の観戦について、主催する関東学生陸上連盟が呼び掛けた小田原中継所(最寄り駅=風祭駅)の一般観戦者立入制限の呼び掛けを受け、風祭駅周辺の規制と迂回(うかい)通行を実施する。
関東学生連盟は、スタート・フィニッシュ地点と各中継所、コース沿道での応援・観戦を控え、テレビなどでの応援・観戦を呼び掛けている。併せて、大学関係者、OB・OG・同窓会組織など卒業生や選手の家族の沿道での応援も遠慮するように要請。「応援したいから、応援にいかない。」のスローガンを掲げている。
小田原中継所の箱根登山鉄道最寄り駅は「風祭駅」。駅前から徒歩2分程度の所がコースとなる国道1号線。例年なら多くの駅伝ファンでにぎわうが、今回は風祭駅を利用する利用客の迂回通行で密になることを避ける。
箱根芦ノ湖畔の往路ゴール(5区)でも静かに21本のタスキの到着を待ち、翌朝の復路スタート(6区)を見送る。
箱根・湯河原温泉などの観光地や、小田原・南足柄などの市街地を結ぶ路線バスの運行を行う箱根登山バス、箱根町港~元箱根港~桃源台港を結ぶ「海賊船」なども例年の臨時便などを避けて感染防止に対応する。