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箱根のカフェでメキシカンコーヒー シナモン・オレンジの香りと黒糖の甘み

メキシコ農園や牧場で働く人々が作業の合間に飲む「cafe de olla (カフェ・デ・オージャ)」

メキシコ農園や牧場で働く人々が作業の合間に飲む「cafe de olla (カフェ・デ・オージャ)」

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 箱根大観山にあるバイカーズカフェ「DAMMTRAX CAFE(ダムトラックスカフェ)(湯河原町鍛冶屋、TEL 0460-83-6592)で、メキシコ農園や牧場で働く人々が作業の合間に飲む「cafe de olla (カフェ・デ・オージャ)」を提供している。

オレンジとシナモンの香りと黒糖の甘味が疲労を回復させると言われている

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 シェフの田中勝則さんは、東京・代官山のメキシコ料理の店「LA CASITA(ラ・カシータ)」で25年間にわたり厨房を預かった料理のプロ。その当時からメキシカンコーヒーに注目していた。

 「cafe de olla」は、スペイン語で「コーヒーの鍋」という意味。メキシコでは、大勢でコーヒーの鍋を囲んで飲み、その日の疲れを癒やしていたという。コーヒーを入れた鍋に、シナモンスティックとオレンジの皮を入れて香りを移すのがポイント。黒糖シロップで甘みを付けて完成させる。オレンジとシナモンの香りと黒糖の甘みが疲労を回復させると言われ、メキシコの労働者にはなくてはならない飲み物になっているという。

 田中さんは「メキシコでは甘さが強いので、日本人好みに甘さを控えめにして仕上げている。甘さの調節もできるため、女性にも喜ばれている。箱根・大観山でメキシココーヒーを味わっていただければ」と呼び掛けている。

 価格は500円。(「ホットにもアイスにもできるがホットがおすすめ」と田中さん)。営業時間は、平日=9時30分~16時、土曜・日曜・祝日=8時~17時。

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