小田原市の観光資源の活用を図る拠点として、情報の発信や地域食材を生かしたグルメメニューの開発、文化体験コンテンツの提供などを行い、市民と来訪者の交流促進を目指す「小田原市観光交流センター」が7月22日にオープンした。
小田原の歴史と文化の継承発展と小田原の持続可能な経済発展の共益づくりをミッションとし、地域内で経済循環と波及効果をもたらし小田原のブランド力を高め、併せて情報発信基地としての役割を果たすことをビジョンとする「小田原市観光交流センター」。
運営は、小田原ツーリズム、報徳仕法、FM小田原の3社によって編成される「三の丸地域循環創造事業体」が行う。センター長を小田原ツーリズムのCOOでもある前島真弓さんが務め、マネージャーに同じく小田原ツーリズムの片柳耀さんが就任した。「何か新しいことに挑戦してくれそう」「女性と若手の連携によるケミストリー(良い相乗効果)に期待」「楽しみ」などの声が上がる。
観光案内、カフェ、物販をベースに、小田原城を含めた周辺エリアへのまち歩きや、小田原産木材を生かした体験ワークショップなど、「憩う」「体験する」「学ぶ」を提供する「観光交流拠点」となる。併せて、9月オープンする「小田原三の丸ホール」との連携による活動も視野に入れる。