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小田原「ひもの屋半兵衛」、「熱海 まめっこ」グッズ販売でエール

「熱海 まめっこ」グッズを販売する小田原の「ひもの屋半兵衛」

「熱海 まめっこ」グッズを販売する小田原の「ひもの屋半兵衛」

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 小田原の「ひもの屋半兵衛」(小田原市早川、TEL 0465-42-9755)を経営する「大半商店」4代目の椙崎(すぎざき)晃久さんが、熱海芸妓(げいぎ)公式マスコットキャラクター「熱海 まめっこ」のグッズを店頭販売しブランディングに協力している。

小田原の「ひもの屋半兵衛」店内のほぼ「熱海 まめっこ」コーナー

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 今年2月に誕生したマスコットキャラクター「熱海 まめっこ」。地域プロデュース事業を展開する峰(静岡県熱海市)社長の谷清和さんは「かわいらしさが多くの人に愛されるはず」と判断。グッズを製作して販売を始めた。現在、さまざまな表情が楽しめるLINEスタンプもかわいらしさが受けて人気になっているという。

 谷さんは、熱海だけでなく小田原でも販売したいと、親交のあった椙崎さんに相談すると、「小田原漁港にある『ひもの屋半兵衛』で取り扱ってみる」と二つ返事。5月10日、熱海生まれの「熱海 まめっこ」の販売を小田原で始めた。

 「すっご~くかわいい」「明るくて楽しくにぎやか」と評判になり、7月6日には、缶バッジ・マスク・エコバック・Tシャツなど取り扱いグッズを増やした。このころから「芸妓の妖精・熱海まめっこ」と呼ばれるようになり、9月28日には「熱海まめっこTシャツ」の販売も開始。店内に「熱海 まめっこコーナー」ができるまでになった。

 椙崎さんは「小田原・真鶴・湯河原の隣町・熱海。連携して手を取り合っていかなければ生き延びていくための継続的な事業展開はできない。販売を始めた矢先に土石流災害。『頑張って』という言葉だけでは立ち直れない。小田原から『熱海 まめっこ』の販売に全力を注いで応援・支援の形とした」と話す。

 谷さんも「ありがたい動きだったし、勇気づけられた。若い女性に『熱海 まめっこ』が知られるようになり、芸者さんになりたいと言ってくれる女性が現れることを目指して頑張りたい」と意欲を見せる。

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