箱根小涌園「元湯 森の湯」(箱根町二ノ平)が12月13日から、「冬至」に合わせJAかながわ西湘の協力を得て「ゆず湯」を提供する。
一年で最も昼の時間が短くなる「冬至」。この時期、古くから親しまれているのが「ゆず湯」で、その湯に漬かりながら長寿や無病息災を願ったといわれている。今回使うユズは、神奈川県西部で収穫された「花ユズ」。日本原産のユズで、一般的なユズ(本ユズ)に比べると小ぶりだが、果汁が豊富なため、料理の風味付けなどに用いられている。
「ゆず湯」を担当するユネッサン営業課の小畑康紘さんは「『元湯 森の湯』では年に9回の『変わり風呂』を提供。今回のゆず湯が今年を締めくくる変わり風呂となる。ぜひユズの香りに包まれて入浴していただければ」と呼びかける。
水着で利用できる温泉「ユネッサン」では12月22日~24日、屋内エリア「神々のエーゲ海」で『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』とコラボしたイベントを行い、大きな果実の「獅子(しし)ゆず風呂」も提供する。
箱根小涌園「元湯 森の湯」で提供する「ゆず湯」の営業時間は11時~20時。入場料は、大人(中学生以上)=1,500円。子ども(3歳~小学生)=1,000円。12月28日まで。箱根小涌園「ユネッサン」で提供する「獅子ゆず風呂」の営業時間は、平日=10時~18時、土曜・日曜・祝日=9時~19時。 大人(中学生以上)=2,500円、子ども(3歳~小学生)=1,400円。