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開成町のパン店、地元小と連携 児童と「あじさいカラフルちぎりパン」開発

「あじさいカラフルちぎりパン」トッピング前(左奥)と完成した商品(右)

「あじさいカラフルちぎりパン」トッピング前(左奥)と完成した商品(右)

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 焼きたてパンを販売する開成町の「RACINES(ラシーヌ)」(開成町吉田島、TEL 0465-25-3386)が、地元・開成南小学校(みなみ2)3年2組の児童と一緒に企画・開発した「あじさいカラフルちぎりパン」が完成した。

衛生面も学びながら仕上げのトッピングが行われた

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 店主でパン職人の加藤隆明さんは「2年前に行ったときに子どもたちがとても喜んでくれた。自分たちで作ったパンに目を輝かせ、おいしく食べていた。そのときのことが忘れられず、今回も引き受けた」と経緯を話す。

 「キラキラ輝くパンにしたい」「ちぎれるパンがいい」などのアイデアを元に生まれた「あじさいカラフルちぎりパン」。児童から出た「あじさい」「カラフル」「ちぎる」の3要素を大切にして試作を行いながらベースとなる形を完成。仕上げの工程は1月22日に行い、同クラスの34人が参加してトッピングした。

 加藤さんは「キラキラ感を表現するためザラメを使い、開成町らしいパンに仕上がった。子どもたちの視覚にも味覚にもマッチした」と目を細める。24日に360円で販売し、完売した。

 営業時間は7時~17時(売り切れ次第閉店)。日曜・月曜定休。

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