「箱根・駒ヶ岳ロープウェー」を運営する伊豆箱根鉄道は、駒ヶ岳山頂から金環日食が見られるように「金環日食特別運転」を5月21日の早朝6時から運転する。
当日は全国で部分日食や金環日食の観測ができるが、金環日食が見られるのは九州南部、四国の大部分、紀伊半島から本州の関東付近にかけての「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域。
標高1327mの箱根駒ヶ岳は北緯35度13分10秒、東経139度1分6.2秒で、この「中心食帯」の中の中心近くに位置するため、天候に恵まれれば美しいリング状の金環を見ることができる。
金環日食特別運転は早朝6時から開始される。金環日食観測予定時間は7時30分から35分と見られている。
運賃は大人=1,050円、子供=530円(往復料金)。日食観測用のグラスは各自で準備。