箱根のホテル・美術館・飲食店など36施設が参加し、「恋する乙女スイーツ」をテーマに開催されている「箱根スイーツコレクション」で、箱根湯本エリアから参加する4店が和スイーツで味の競演をしている。
和の素材、和食の調理法、和菓子の技術でテーマの「恋する乙女スイーツ」を表現して競い合っているのは、「茶のちもと」(箱根町湯本)、「茶房うちだ」(湯本)、「箱根湯寮 囲炉裏茶寮 八里」(塔之澤)、「豆腐処 萩野(はぎの)」(湯本)。各店が個性を生かして「和スイーツ」としてメニューを仕上げている。
「茶のちもと」が提供する「おとめごころ」(850円、抹茶・煎茶・冷煎茶から1ドリンク付き)は、「花より和菓子。ブーケに見立てた和スイーツ」と薦める通り、クリームチーズを練り込んだ餡(あん)を包んだミニロールは、和と洋を組み合わせたバランスが特徴。
「茶房うちだ」の「桜あんみつ」(1,100円、抹茶・コーヒー・紅茶から1ドリンク付き)は、定番のあんみつを「乙女仕立てにかれんに」をイメージしてアレンジしたというメニューで、「懐かしさも感じる」と女性の支持を集めている。
「箱根湯寮 囲炉裏茶寮 八里」の「初恋」(850円、コーヒー付きは980円)は、「はいから乙女の和スイーツ」を表現。グレープフルーツ寒天、桜アイス、大きなハートのクッキー、みつ豆で初恋の味を演出している。
「豆腐処 萩野」の「豆乳いちごババロア」(500円、ぐいのみ豆乳付きは550円)は、イチゴのババロアを主役にして、さっぱりとした和スイーツに仕上げている。濃厚な味の豆乳もスイーツを引き立てている。
箱根湯本エリアでは4店を回る人も現れ、リピーターの来店も多いという。