小田原の観光スポットを巡る「小田原宿観光回遊バス」(愛称=うめまる号)を利用して市内を回遊する観光客が増え、利用者から「とても便利」「効率良く行けた」と喜ばれている。
運行を担当する箱根登山バス運輸部の大宮陸さんは「土曜、日曜と休日に運行される『うめまる号』。今までは期間限定だったが、4月13日より通年運行となり、ゴールデンウイークに入ってから多くの人に利用していただいている」と話す。
コースは、小田原駅東口(1番線)~本町(かまぼこ通り・小田原宿なりわい交流館)~小田原城藤棚観光バス駐車場~板橋~一夜城歴史公園(ヨロイズカファーム)~小田原漁港(おさかな通り)~小田原文学館前~めがねばし(小田原城馬出門前)を通り小田原駅東口降車場に戻る。
運行時間も、小田原駅東口(1番線)から、9時30分、10時、10時45分、11時20分、12時25分、13時、13時45分、14時、14時25分、15時、15時45分の11便が出発。おおよそ40分かけて回遊する。降りたバス停で次の運行時間まで観光を楽しめるため利用者から好評。
利用するには、乗り降り自由な「小田原宿観光回遊バス 1日フリー乗車券」(大人=500円、子ども=250円)を購入して乗車。小田原駅東口のりば、箱根登山バス小田原駅前案内所で取り扱う。
大宮さんは「『うめまる号』を利用して、魅力あふれる小田原を回遊していただければ」と呼び掛ける。