小田原城址公園の桜の満開が続き、訪れる人々が桜の花びらが風に舞う光景を楽しんでいる。
神奈川県西部地域には、施設や地形、環境に対応しながら咲き誇る数多くの桜スポットがある。小田原市内でも、天守閣と桜の競演(小田原城址公園)、歩きながら楽しめる桜のトンネル(西海子小路)、ドライブで通り抜ける桜のトンネル(アネスト岩田ターンパイク箱根)、早咲きから遅咲きまでの桜(小田原フラワーガーデン)、「凜と咲き感動を与える」たった一本の桜(長興山しだれ桜)、地域の人々が植栽(おかめ桜の里)など多彩なロケーションで桜を楽しめる。
毎年、多くの人が訪れる小田原城址公園でも桜の見どころは多い。小田原在住の松下善彦さんは「三の丸小学校側から三の丸ホール側を望むスポットと、二の丸広場からのお城方向を望むスポットがお薦め」という。ここから撮影すると「桜映え」も良いので撮影ポイントでもある。
「毎年来ているので今年も感染対策をして妻と来た。私の記憶では今年が一番きれいに感じる」(大磯町在住)、「困難なときだけど、今年は桜から勇気づけられ元気をもらえた。桜を見ながら気持ちを整理した」(小田原市在住)などの声が聞かれた。
小田原城址公園二の丸広場では、LEDライト約23万球で彩るイルミネーション(18時~20時)も行う。