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小田原の菓子店が「アプフェルシュトゥルーデル」 有名ミュージカルの歌詞にも

ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」の「アプフェルシュトゥルーデル」

ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」の「アプフェルシュトゥルーデル」

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 ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」(小田原市小八幡、TEL 0465-43-2364)が、100年以上続く「もりやま園」(青森県)が生産するリンゴ「紅の夢(くれないのゆめ)」を使った「アプフェルシュトゥルーデル」の生産に追われている。

「サウンドオブミュージック」の「私のお気に入り」で「クリーム色のポニーとぱりっとしたリンゴのシュトゥルーデル」と歌われている

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 オーナーパティシエの大和田芳実さんが、オーストリア・ウィーンで習った「アプフェルシュトゥルーデル」。薄い生地にたっぷりのリンゴ、酒漬けレーズン、シナモン、バニラ、レモンで作るウィーン菓子の代表。大和田さんは「教えてくれたミヒャエルシェフは、レシピや配合を丁寧に教えてくれた。シェフの知識や技術の全てを吸収しようと懸命に聞いた当時のことを思い出す」と振り返る。

 「アプフェルシュトゥルーデル」が多くの人に知られている理由の一つにミュージカル映画「サウンドオブミュージック」がある。「ドレミの歌」で知られる作品だが「私のお気に入り」も代表楽曲。この中で、私の好きなものとして「クリーム色のポニーとぱりっとしたリンゴのシュトゥルーデル」と歌われている。

 大和田さんは「もりやま園」の協力で「紅の夢(くれないのゆめ)」を選んで使っている。「極めて研究熱心でオタク気質な集団。そのマインドは伝統ある老舗の農家を飛び出し、先端技術を切り開くベンチャー企業」と自らを位置付けるもりやま園。

 1994(平成6)年から弘前大学の農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場で研究され、作り出された「紅の夢」。大和田さんは「天然のピンク色果肉が特徴。酸味と香りがあり、甘みも充分。一瞬でこのリンゴの虜になり、もりやま園さんに交渉を重ねて特別に分けていただいた」と話す。

 「食べたくて探していた」と注文されることが多く、ウィーンでのシェフとの出会いを思い出しながら生産を続けているという。

 価格は1本2,150円。予約制。

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