小田原の「mame元cafe(まめげんカフェ)」(小田原市栄町、TEL 0465-20-0777)で現在、豆腐や野菜などの食材を販売している。
同店の総合プロデュースを務め、商品開発や食材選定を行っている豆腐店「十二庵」(湯河原町宮上)が製造した豆腐や湯葉のほか、有機野菜、みそ、雑穀類、茶などの食材をそろえる。
同店スタッフの星江里子さんは「最近、小田原の駅前ではスーパーが相次いで2店舗も閉店した。買い物に困るとの声をよく聞くようになったため、カフェ内の販売スペースに『安全でおいしい献立』に役立つ食材を用意した。夕食支度のニーズにも対応し、喜ばれている」と話す。
市内には多くの商店があり、昔ながらの食材を提供している。価格は少し高めの傾向にあるが、安全なものが買うことができると商店での買い物をする人も多くなった。星さんは「魚屋、かつおぶし屋、パン屋、干物屋、お茶屋、肉屋などが歩ける範囲にある。市内なら配達してくれる米屋もあり、評判の良い店舗を紹介している」と話す。
営業時間は10時~18時。