小田原で話題のパフェを提供していた「Pafe&Burger QOL」が1月8日に閉店し、惜しむ声が広がっている。
パフェが大好きという八代藍さん・彬彦さん夫婦が2014年9月にオープンしたパフェ専門店「QOL」。2.5キロの「ジャンボパフェ」(3,900円)は、発売と同時にガッツリとパフェを食べたいパフェ好きに話題となった。
その後も、クルトン、キュウリ、トマト、レタスなどの野菜、マッシュポテト、バナーしたチーズ、かまぼこのスライスで作られ、生クリームは一切使われていない「サラダパフェ」(756円)の提供。
沖縄産の厳選されたアップルマンゴーと山梨産の謎のプラムといわれる「貴陽(きよう)」を使う「完熟アップルマンゴー」(1,290円)。小田原箱根に美しく咲く花を、10粒以上のイチゴと各種フルーツで表現した「フルーツローズパフェ」(1,933円)などを開発して提供。店内はパフェを味わう人々でにぎわい、常に笑顔があふれていた。
そうした中での閉店。八代彬彦さんは「本当に多くの人に来店いただきパフェを味わってもらった。満足していただき、感激してもらうパフェを作り続けられたことはとても幸せだった」と振り返る。「全ての力を出し切ったので次のステップに進むことにした」と閉店の理由を話す。
パフェを味わって笑顔あふれる来店された方々の顔を見続けた八代さん夫婦。客の笑顔が決断の時期を遅らせた。「この辺で、私たちの夢に向かって次のステージに挑戦することにした」と意欲を見せる。「私たちには来店して頂いた方々という宝物がある。これを大切にして笑顔で閉店。そして次もよろしく」と先を見据える。