寛永7年創業の老舗温泉旅館「一の湯本館」や「塔ノ沢キャトルセゾン」など箱根に7施設を運営する「一の湯」(箱根町塔ノ沢)は、東京都職員共済組合施設「箱根路 開雲」(箱根町湯本)の運営を受託した。
箱根湯本温泉にある「箱根路 開雲」は、部屋数36室の規模で箱根湯本駅から徒歩8分、須雲川沿いの好立地にある保養施設。豊富な湯量、景色の良さ、趣のある露天風呂などが特徴で利用者からの評判も高い。
今回の運営受託により、一の湯のサービスの質の向上による利用者の満足度を高めると同時に、空室を一般に開放することでの効率運用を目指し、経営面での基盤強化を実現することになる。
今回のスキームは関係者から注視されており、全国にある保養所の活用手法として期待されている。運営受託は2019年3月から開始される予定。