日本三大仇討ちの一つとして知られる曽我十郎・五郎兄弟にちなんで行われている「しもそが五郎十郎朝市」が、5月3日に下曽我駅に隣接する「梅の里センター」の駐車場を特設会場にして開催する。
毎月1回開催し今回で122回を迎える「しもそが五郎十郎朝市」。開催が1時間にもかかわらず毎回、多くの来場者でにぎわいを見せる。今回は、論議と検討を重ね「密」になることを避けるためにドライブスルー方式を採用して開催となった。この日のために主催者側が用意した朝市セットのみを販売する。
セット内容は、野菜(人参・玉ねぎ・じゃがいも)、果物(甘夏)、干物(アジ・ホッケ・サンマ)、精肉(豚小間・鶏モモ)、精肉加工品(ロースハム・ベーコン)、手作りパン(食パン・菓子パン類4品)、卵(10玉入り)、納豆(大粒・小粒・ひきわり)、国産はちみつ、和風びすけっとなど21品。通常5,000円程度を4,000円で提供する。購入者には朝市特製「疫病退散アマビエさま」バルーンアートが進呈される。
当日は車で来場し、テントの受付まで移動。箱に入った商品のセットを後部座席かトランクのどちらかに載せ、支払い(現金のみ・釣り銭のないように)を行う流れ。できる限り接触をなくすため、4月28日に現地で動線の確認を行った。徒歩や自転車での来場は不可となる。
推進する木村肉店の木村茂久さんは「安全を考えてドライブスルーとした。出店者と来場者とのつながりが朝市の楽しみだが、今回はご容赦いただいて接点をなくして開催。来場する地域のみなさんと会話を楽しみながら笑顔で開催できるときが早く来るように願っている」と話す。
開催時間は10時~。限定30セット売り切れ次第終了。