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小田原の洋菓子店で「ベラベッカ」販売 クリスマス前の伝統菓子

クリスマス前のアドベントに食べる「ベラベッカ」

クリスマス前のアドベントに食べる「ベラベッカ」

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 小田原の「ナチュラル菓子工房citron(シトロン)」(小田原市小八幡、TEL 0465-43-2364)が、仏アルザス地方でクリスマス前のアドベント期間(待降節または降臨節)に食べる「ベラベッカ」を販売している。

アルザス地方の言葉で「洋梨のパン」という意味の「ベラベッカ」

 アルザス地方の言葉で「洋梨のパン」という意味の「ベラベッカ」。洋ナシやドライフルーツを洋酒に漬け、ナッツやイチジクなどのドライフルーツを入れてイースト生地でまとめた焼き菓子。花のような形をしたスパイス「八角」を使うことも多く、香りにアクセントを付けている。濃厚な味なので、薄くスライスして少しずつ食べて味わう。

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 アドベントの焼き菓子としてドイツの「シュトーレン」も知られている。アルザス地方はドイツやスイスと国境を接しており、何世紀にもわたってドイツとフランスに代わる代わる統治されてきた歴史があり、両国の食文化が混ざり合っている。「ベラベッカ」と「シュトーレン」はクリスマスの伝統菓子として共通点も多い。

 オーナーパティシエの大和田芳実さんはクリスマス菓子の技術をマスターするためオーストリアの首都ウィーンに滞在し、本場の菓子職人のミヒャエルさんから、レシピの伝授と技の手ほどきを受けた。そこで学んだのが「ベラベッカ」と「シュトーレン」。どちらもシトロンの主力商品だが、今年は話題になり始めている「ベラベッカ」に注力している。

 小田原・江之浦の「青山園」のオレンジを使い、自家菜園で収穫できたイチジクも加え、スパイスもできる限りオーガニックな食材を使用。大和田さんは「本場の味を食べやすく再現した自信作。食べたい厚さにスライスする一手間がとてもクリスマス的。アドベントをすてきに過ごていただければ」と呼び掛ける。

 価格は1本1,480円。営業時間は10時~16時30分。