箱根ロープウェイが、大涌谷駅「大涌谷 駅食堂」で提供している「特製 大涌谷カレー」をレトルトにして4月17日より販売したところ箱根大涌谷の味が家でも楽しめると人気を集めている。
タマネギ、セロリなどの香味野菜に、隠し味として昆布とカツオだしを使ったポークカレー
大涌谷の噴煙地をイメージし、黒褐色のソースにうま味とスパイスをブレンドした「特製 大涌谷カレー」。玉ネギ、セロリなどの香味野菜に、隠し味として昆布とカツオだしを使ったポークカレーはリピーターも多く、大涌谷に来たら必ず食べるというファンもいる。
噴火の危険があるとして2015(平成27)年5月に大涌谷に「立ち入り規制」が敷かれ、「大涌谷 駅食堂」も休業したことがあった。その際には「特製大涌谷カレーを早く食べたい」との声が寄せられ、2016(平成28)年2月1日から、姥子駅駐車場でキッチンカーにより「特製大涌谷カレー」(500円)を提供。キッチンカーに多くの人が訪れた。
「特製 大涌谷カレー」をより多くの人に味わってほしいとの思いから、レトルト商品化の際、レシピ、調理方法、内容量(180グラム)も「大涌谷 駅食堂」で提供するのと同じにした。
価格は550円。大涌谷駅の店、大涌谷駅食堂のほか、箱根ロープウェイのホームページで販売する。