芦ノ湖畔の新たなアトラクションとして2018年4月に運航を開始した水陸両用バス「NINJABUS(忍者バス)」を利用して箱根の魅力を楽しむ人が増えている。
ダイブして芦ノ湖に入水するNINJABUS(忍者バス)にはスクリューなど湖上を走行できる機能がある
箱根園のアクティビティを担当する稲葉健二さんは「芦ノ湖の魅力スポットを陸上と湖上の両方から巡るため、注目され始め乗客が増えている。ゴールデンウイークを前に問い合わせも多い。『NINJABUS』というネーミングも注目されている一因」と話す。
箱根や小田原を拠点に活躍したとされる「風魔忍者」から命名された「NINJABUS」。忍者が使う忍術「水蜘蛛の術」のように陸からダイブして芦ノ湖の湖上を優雅に移動する姿は「まさに忍者そのもの」と話すのは女性船長の長澤美香さん。「私はくノ一になりきり陸上と湖上を楽しく自在に走りまわっている」と笑顔を見せる。
水陸両用NINJABUSは陸からダイブしたあと約15分間の遊覧するツアー。長澤さんは「トラックがベースになっている車両で、窓の高さがバスよりも高いため絶景を楽しめる。速度約5ノット(約9キロ)。間もなく5月。芦ノ湖からの富士山と新緑の魅力ある箱根を楽しめるので乗船していただければ」と呼び掛ける。
運行時間は、9時30分~17時の40分間隔で運行。ゴールデンウイーク中の価格は、大人=2,600円、子ども(小学生まで)=1,300円。